2007年5月2日水曜日

ドイツの米屋からの有望新兵 DTX 50

米屋こと、beyerdynamicのカナル型イヤホンDTX 50を購入した。
ネットにて「川崎のヨドバシで6,600円で販売中」との情報を得、早速買いに走った次第だ。
情報が嘘だったらトンだ骨折りだったろうが、どうやらホントだった。
価格comでも最安値は8,000円くらいなので、お得!なハズ・・・。

DTX 50は、ダイナミック型のカナル型。ケーブルはU字型。
R側L側ハウジングから、ステレオ端子までは1.2メートル。
付属品は、イヤーピース大・中・小3種類。
ステレオ端子は金メッキのストレート型で、iPod nanoなどにぴったりかもしれない。
なお、色は黒と白の2種類があるが、筆者は汚れの目立ちにくい黒を購入。

画像は、AKGのK324P(左)とbeyerdynamicのDTX 50(右)の比較だ。
beyerdynamicのロゴは閉じ括弧がいっぱい並んでいるので、世界中のLisp好きにも大人気らしい。(大嘘)

性能面について。
タッチノイズはあまり気にならない方だと思う。
ただ、耳に装着した場合、横に張り出した形状のせいか、風切り音はある。(風の強い日の徒歩)
公式の仕様では「密閉型」となっているが、ハウジングの裏に穴が開いている。
さりとて、爆音でない限りは、そこから激しく音漏れすることはなさそうだ。

音質について。
未エージングではあるが、ロックやジャズでは低音のベースが目立つ。
逆に、高音のハイハットが長く響くのも分かる、これはちょっと意外だった。
とはいえ、とにかく低音が一番強い。
低音は確かに強いが、締まりはあまりなく、ボワボワしている。
低音によって、その他の中音や高音が埋もれることはないので、高音好きでもまんざらではないかも。
後はエージング次第でどう変わるかであろう。

同じ曲でも、K324Pで聞いた場合とDTX 50で聞いた場合とでは、雰囲気が全く異なるため、よい使い分けができそうである。
DTX 50で聞くと、演奏者と同じ床に立って聞いているような、ライブ感がある。
K324Pで聞くと、演奏者よりちょっと高いところに立って聞いているような感じがある。
まあ、意味不明だが、ただ両方をマンセーしたいだけなんです。