敵は紙面にあり
土曜の朝日新聞の別紙「赤be」のめいろ。まあなかなか立派だ。
地道に解くのも楽しいが、たまには迷わずに解ける日があってもいいかと思い、ちょっと試行をした。
写真に撮る
迷路をカメラで撮る。筆者は iPhone を使用。
撮ったら 母艦マシンに画像を取り込む。
筆者はMacで取り込んで作業をするが、Winでもたぶん大丈夫。
クロップ
迷路部分だけ切り出す。OS標準のプレビュー.appで十分。
iPhone から撮りっぱなしの画像は解像度も大きいので、扱いやすい程度に縮小したら、別名で保存。
これが作業の元となる画像データとなる。それにしても青カビカメラは相変わらず iPhone 4 の仕様だ。
NAVERフォトエディター
NAVERフォトエディターを使用するので、Safariで下記URLを開く。
http://photoeditor.naver.jp/
フォトエディターを起動したら、右下の参照ボタンから、さきほどクロップした画像を選択し、取り込む。
チート作業:右手の壁を浮き上がらせる
上の方にある選択ツールのボタンをマウスで長押しし、自動を選ぶ。
色相の許容範囲を初期値35から90くらいまで上げ、迷路入口の右手の壁をクリック。
繋がっている壁が一括で選択される。
選択は結構シビアなこともあるので落ち付いて何度もトライすべし。
また、壁の色の揺らぎ具合に合わせ、色相の許容範囲の値を増減する必要もあるかもしれない。
ざっくりと見て問題なさそうなら、レベル補正ボタンを押し、適当に色味を変える。
この場合、赤(R)をグッと抑えて、グリーンな色合いに変えた。
チート作業:左手の壁を浮き上がらせる
右手の壁を浮き上がらせたときと同じ手順で、左手の壁も選択し、適当に色味を変える。
こちらは、イエローな色合いに変えた。
保存
右下の保存ボタンを押し、出来た画像を保存する。
これが今日の迷路の答えだ。
解く
緑色と黄色の境界を進む。そうすれば迷うことなく、必ずゴールに着くはずだ!時短だねこれは。
自分がこの巨大めいろに入り込んだとして、常に、右手が緑の壁、左手が黄の壁となるよう進む感じ。
このへんが罠
壁の色が一色に凝り固まっている部分を丸印で囲んでいるのだが、このあたりが迷いポイントだとわかる。
あと、選択具合がうまくいってない部分の色味が加工前と変わってないな…。
原理
原理としては、一本道の迷路って基本的に、右手の壁と左手の壁の2つの壁からしか成っていないため、こーゆーチートが使える。
イジワルな「ほんとうは解けない迷路」もこの手法であぶりだせるはず。
「ほんとうは解けない迷路」といえば、駄菓子屋さんのフィリックスの10えんガムの巻紙の裏の迷路を思い出す。
総括
めいろは迷うのが楽しいのに…無粋なことをしたな…。
どうしても迷路が解けず、悔しくて夜も眠れない等の事象が発生したら、お試しあれ。