2009年12月26日土曜日

iBook G4 HDD 故障 → 換装

iBook G4 にて、「コンピュータを再起動する必要があります。パワーボタンを数秒間押し続けるか、リセットボタンを押してください。」の表示が出たというので対処することになった。(カーネルパニック?)
再起動を掛けても、起動プロセスの薄灰色の画面から先に進まず、「コンピュータを再起動する必要が・・・」のメッセージが表示される状態。
観察したところ、起動音が鳴った後にブーンと異音が鳴り出すので HDD の故障と推測。

iBook はサポート切れしているので、自力で直す。
IDE の HDD (Seagate 40GB 3,980円 2.5インチ バルク)と、ヘクスローブレンチ(420円)を買う。
ヘクス(略)は星形(アスタリスク、*)のレンチ。
iBook の下面ガワと、HDDのサイド4カ所にねじ込まれている足をバラすのに使用した。(ダイソーで購入)
上記の4本の足は制振に必要と思われるので、新たに購入したHDDに移植した。

分解の方法はググれカスだったが、実作業にしてみると、とにかく骨が折れた。
ゴム足がなかなか取れないわ、ネジ大量だわ、ポリカーボネートのガワがしっかり噛んでるわ、もう最悪w

HDD 換装後は異音も無く、無事に稼働した。
iBook G4 は 2004年12月に購入し、現在 5年目。
メモリを当初から 256→768MB に増設していたため、まだ現役選手である。

ハマった点

  • HDDとボードを繋ぐオレンジ色のフレキシブルケーブルが抜けていて、HDD換装後もHDDを認識しなかった。ボードの凹部に押し込んだ上、添付されている粘着テープをきちんと貼ったら解決。
  • インストール前にディスクユーティリティでドライブを「削除」してイメージを作ること。領域の削除をしないならばすぐに終わる。

なお、デフォルトのHDDは東芝製だった。東芝ロゴが古い。

2009年9月28日月曜日

Snow Leopard で 古いプリンター(hp deskjet 5551)が使えない件

Snow Leopard を導入し、ソフトウェアアップデートを行った Mac OS X 10.6.1 で、印刷不備が発生した。
WEBページを印刷すると横に複数同じ画像などが印刷され、さらには印刷が途中で中断される。
テキストエディットで数文字記載しただけのものを印刷すると、プリンタヘッダは微動だにすることなく白紙のみ排紙される。
Leopard時代は問題なかったため、Snow Leopardを初導入したときから印刷が行えない状況になっていたものと推測される。

改めて調査すると、プリンタドライバはいつのまにか汎用のフリーウェアgutenprint(ぐーてん・ぷりんと?ドイツ語かね。)に置き換わっていたらしい。
そして、hpでは今後 古いプリンタの Snow Leopard 対応ドライバは提供しない方針 とのこと。
うーん・・・。
hpijs も提供してくれた hp 様がこんな仕打ちをするなんて信じたくない。

下記の試みのように、ドライバをいろいろとインストールし、システム環境設定→プリントとファックスで適合するドライバを設定してみた。

試み1

下記サイトが筆者の環境に最も近い。
プリンタに至っては、同じ型番である。ワクテカ。

Snow Leopard対応のプリンタドライバー - 天網快快
http://durianjp.com/mt/2009/09/mac-os-x-106-snow-leopard-hp-deskjet-5551---hp--.html

Snow Leopard に載っている gutenprint のバージョンは 5.2.3。
最新の 5.2.4 を導入するとうまくいく・・・ということだが筆者の環境では全く改善されず。
普段はAirMacExpress経由で無線LAN越しにプリンタと接続(Bonjour)している部分を、USB接続ヘ切り替えても状況は改善せず。
モウコネエヨ、ウワァァン!ってネタ、古いな。これ

試み2

Snow Leopard インストールDVDのオプションインストールにてプリンタドライバをインストール。
結局、gutenprint 5.2.3 の deskjet 5551 ドライバで上書きされただけで、状況は改善せず。

試み3

Hewlet-Packard Printer Driver 2.2 を Apple のWEBサイトからダウンロードしインストール。
試み2と同様、改善せず。

試み4

hp deskjet 5551 の近傍にある名前の似たモデルのドライバに切り替えてみる。
例えば、deskjet 5550 と 5551 は下1桁が違うものの、発売国が違うだけの兄弟モデルだったはず。
という具合でドライバをすげ替えても状況は改善せず。

試み5

Leopard 時代のプリンタドライバであれば動作することがある、との情報を得た。
Leopard インストールDVDのオプションインストールにてヒューレットパッカードプリンタドライバをインストール・・・・しようとしたところ、既にインストール済みと認識されているようで、ヒューレットパッカードだけが選択できない状態になっていた!
断腸。

試み6

hp deskjet 5551 のインストールディスクを引っ張りだし、ドライバとユーティリティをインストール。
成り行きでRosettaをインストールした、いまさらロゼッタを・・・。
インストールにより、hpのドライバとしてgutenprint以外のものが入ったことを確認。
deskjet 5551 のドライバがピンポイントで発見できなかったため、近傍のモデルのものをということで、deskjet 5400 のドライバを採用する。
印刷が無事行えるよう改善された。また、搭載されているインクのモデルとインク残量も確認が行えるようだ。

結論

・・・・ロゼッタ。君は今も健在。

2009年8月18日火曜日

Super.fi 5pro 入手

横浜祖父にて UE の 5pro が 19,800円。
ロジテック買収後は、リケーブルのできる3stu、5proを日本で販売しなくなってしまったので、5pro は事実上ディスコンとなった。
現5proユーザも、保障期間に5proが故障した場合「同等機種」とされるUE700への交換となってしまうというのに、どれだけ店で留守番していたのやらこいつは・・・。
ましてや「同等機種」たるUE700が音場、音質の点で 5pro よりダウングレードしたとの評判である。
聞けば、店にはこの白色の1つしかないという。

んで、うっかりガタン!イヤッッホォォォオオォオウ!(AA略)してしまった。
給料日目前だというのに実は他のオーディオ機器も軽くIYHしており、それも合わせると30,000円の出費となった。

開けにくくて手を切る人が続出という噂のUEのブリスターパック。
あと3〜6ヶ月もしたら流通在庫が枯渇し価格が高騰するんじゃないかと密かに期待をしている。
ブリスターを開けるか否か未だ迷っている。

2009年6月20日土曜日

iPhone OS 3.0 脱獄記 3/3 今回の失敗

今回もバックアップしわすれのため、引き継ぐ予定だった幾つかのデータを失った・・・。
筆者にすれば、本章がもっとも重要な内容である。

純正メモアプリの、メモデータ実体(notes.db)

仕方なく、半年以上前の notes.db でリストア。
半年分のメモが消えるとは・・・これはキツい。

AppStoreのアプリYouNoteのメモ

これもバックアップし忘れていた。
これもキツいけど大したデータは入ってないので気にしないことにした。

OS 3.0以降、純正メモは Mac のメールアプリ内の「備忘録」と同期されるようになるため、OSアップグレード & JBの度にバックアップは不必要となる。

ただし、YouNote で編集したメモ、 Cycorder で撮った動画、もしエミュで遊んでいたとしたら、個々のROMのセーブデータも、事前にバックアップしておく必要がありそうだ。

ちなみに画像は OS 3.0 の Spotlight で c を検索したところ。
正規アプリに混じって、Cycorder と Cydia などの JBアプリも検索にヒットする模様。
良いものも悪いものも分け隔てなく軽快に検索してくれるのは Mac 版 Spotlight と同様だ。 Mac や iPod などの自社の各種製品の技術を、その製品だけのものとせず、横断的に流用し、多大な利便化を狙ったAppleのいつものお家芸に、今回も頭が下がる・・・。

iPhone OS 3.0 脱獄記 2/3 お世話になったが、このたびお別れのアプリ

Searcher

SMS、アドレス帳、メモ、カレンダー、Safariのブックマーク、Safariの履歴を横断的に検索。
OS 3.0 の Spotlight や、アプリごとに強化された検索機能で代替することとする。
普通、JBアプリはスクリーンを何枚もめくった先にひっそりと置いていたのだが、これだけはとても便利だったので第一スクリーンに鎮座していた。
Spotlight で Safariのブックマーク内検索も行えたらなお良かったのに。

BossPrefs & SBankNotify

iPhoneの裏設定を行うBossPrefsと、メール(i)の着信時に鳴動機能を追加してくれるSBankNotify。
もともと、BossPrefs は SBankNotify を使用するために入れていただけなので、 SBankNotify 以外の設定項目をいじったことはあまりない。
SBankNotify 同様、メール(i)の着信通知の際に、鳴動するようになったため、SBankNotify は要らない子に・・・。
と思っていたものの、標準のSMS着信音ではやはり味気なく、SBankNotify のように任意の caf ファイルに差し替えて、着信音をカスタマイズしたくなってきた。
今度やってみるか。

iKeyEx & hClipboard

キーボード拡張のiKeyExと、クリップボード機能の拡張アドオンhClipboard。
待望の公式コピペに替わってもらう。
hClipboardはクリップボード用バッファが複数あり、これはこれで便利だったな・・・。

iPhone OS 3.0 脱獄記 1/3 OS 3.0でも必須なJBアプリ

iPhone OS 3.0 の PwnageTool がリリースされたので、早速脱獄を行った。
iPhone OS アップグレードに際し、個人的な留意事項やインストールソフトについて忘れないように記載する。
手順はいつも通りなので割愛。
なお、iPhone 3G で実施。 筆者の場合、幸いにもエラーも出ず、2.2→3.0へのアップグレードが成功した。

Cycorder

フリーの動画撮影アプリ。
iPhone 3G S であれば動画を撮れるのだが 3G では不可なので、これは必要。
いままで撮り溜めた動画は /private/var/mobile/Media/Videos にあるのでバックアップしておく。
Cycorderをインストールし終えたら、同上のディレクトリにバックアップしておいたmovファイルたちを戻せば、今まで通り Cycorder で視聴可能となる。

Lock Calendar

指定したカレンダーの予定をロック画面に表示。
プライバシーもへったくれもないが、便利なのでつい使ってしまう。

OpenSSH & Mobile Terminal & Toggle SSH

SSHサービスと端末エミュレータ。
Toggle SSHはSSHサービスのON/OFFを行うためのもの。
ファイルのやり取り、コマンド実行等のため必要。

NES & SNES4iPhone & GB4iPhone & PSX4iPhone

ファミコン、スーファミ、ゲームボーイ、プレステのエミュレータ。
GB4iPhoneは寄付が必須となってしまったため、とりあえずインストールはスキップした。

2009年5月9日土曜日

K314P入手

ここのところ、残業のお供にK12Pを会社に持ち込んで聞いていた。
改めて聞くと、意外なまでの音場の広さと相変わらずの中高音の伸びやかさに再度目覚めてしまった。
また、会社という「いつもと違う場所」で聞くせいもあるだろうが、とにかく頭外定位する。
まさかカナル型全盛の昨今にイントラコンカ型の魅力にはまるとは・・・。

最近AKGから斬新なデザインの新型インナーイヤーシリーズが出ているものの、音質がAKGらしくないという意見をよく見る。
だからこそ、フォスターのOEMであるもののAKGサウンドを体現しているK12P/K14Pや、その後継機種であるK312P/K314Pが今貴重な存在となっている(と筆者は勝手に思い込んでいる)。

以前DTX50を購入した折りに参考にしたネットの掲示板に、安売り情報が上がった。
今回は横ヨドにてK314Pが2,000円とのことだった。
価格のどら氏のような口ぶりのたれ込みだったので心配したものの、ワゴンにて発見、確保に成功した。

GWが明け、会社に置きっぱなしにしていたK12Pとの比較を行った。
K12Pは3年ほどエージングされており、対するK314Pは未エージング。
これほど意味のないレビューはないだろうが・・・。

高音

K12Pのほうが細くマイルドで聞きやすい。
「エージングという経年劣化」の賜物だと思う、すばらしい。
K314Pは未エージングであるせいか、量は多いがまだ若干擦れてざらついている感がある。
おそらくはエージングにより両機はほぼ同じ高音を出すようになるのではないかと予想される。

中音

K12PよりK314Pのほうがわずかに明瞭な印象。
両機の間にあまり大きな違いは見いだせなかった。

低音

K314PのほうがK12Pより若干多い。
K12Pが「かろうじて出ている」とすると、K314Pは「量は少ないがポコポコと弾むような低音」という感じがする。
例えが古いが、MX400の低音の出し方に似ていると思った。
エージングが進むとより低音が増えるとのことだ、やや残念。

分解能

現状、エージングしきったK12PのほうがK314Pよりも立体感があるため、分解能もK12Pのほうがあるように思われる。
だがK314PがK12Pと同じ方向にエージングされれば、分解能の印象は逆転する可能性が大きい。

その他印象

K314Pは「見通しが良い」といわれることもあるが、確かにK12Pには無い「空気感」がある。
また、開放型の強みか、音場は広く良好。

外見

ケーブルはK12Pよりしなやかで摩擦が減ったため服に引っかかりにくくなった。
賛否が分かれそうだが、ボリュームコントローラがついている。
ケーブルは白、電極の絶縁体までも白で、ハウジングはiPod付属と同じく白と灰色。
プラグは金メッキのL型。
残念なのは白いがゆえ、接着剤のはみだしがやや目立つ。

形状はK12Pを踏襲しているが、ハウジング部には「AKG」の3文字が銀色の(おそらく)プリントの部分に白抜きで書かれている。
側面には、同じく銀色のプリントでK314Pと書かれている。
筆者が思うに、K12Pの方がやや高級感があって見栄えすると思う。
K12Pでは、銀色プリントではなく黄色のプラスチックがはめこまれており、「AKG ACOUSTICS」と書いてある。(プラグは銀色だが・・・)

総括

すでにディスコンとなってしまった本機K314Pを入手できて実にラッキーだった。
「どら、ありがとう」と言わざるを得ない。

2009年2月28日土曜日

10proストレートプラグの簡易補強

ノック式ボールペンより拝借したバネ(小)を、10proの弱点であるストレートプラグ根元に付け、簡易補強を図る試み。
プラグからのびるケーブルが、ブラグの根元から折れることなく、必ず弧を描くようになる。
バネの切れ端がむき出しだと周りのものに引っかかる恐れがあるので、バネ内側を向くようにしておく。
自ずから言っておく、「ダセェ!」。ハイ、これでいいですか?(悲)

2009年2月11日水曜日

帰還 - たぶん私は3人目だと思うから

UE送りになっていたイヤホンTriple fi.10proだったが、ようやく無事、日本へ帰還した。
こちらから故障したイヤホンを送付したのが2009年1月18日で、こちらに代替品が届いたのが2009年2月9日。
20日間ほど10proが不在であったが、その間はIE-10でお茶を濁す日々・・・堪え難きを耐えてきた。

下記の履歴を辿り、このほど3台目の10proを手にした次第である。

  1. 2008年前半の円高の際、ESで購入したもの(ただし高域ドライバ初期不良品)
  2. UEに交換してもらったものの、その後ケーブル断線したもの
  3. 再度、UEに交換してもらったもの New!

もはや筆者はクレーマー。
イヤホンが「これが涙?」と泣いてる、きっと。

今回の特徴としては、例によって銀色パッケージだが、いわゆるComplyの高級イヤチップが2セット(計4個)付いていた。
そのかわり、ダブルフランジ、スポンジは姿を消した。

やはり今回も、細身のプラグは健在であり、断線が怖い仕様のままである。
願わくば、かつてのL字プラグの復活を願いたいところだ。

2009年1月18日日曜日

発送

あれからおよそ1ヶ月、クリスマス休暇が明けたタラからようやく連絡が来た。
やはり、イヤホン一式をアメリカに送るよう言われた。

ということで、国際郵便(EMS)で1,500円払い、アメリカのUEに送ってきた。
これでまた10proの新品一式が届くのだから、安いものだ。
またしばらく10proの無い生活となるわけだが、今のメイン使用イヤホンはApple In-Ear Headphones with Remote and Mic(長い名前だな)なのでさほど困っちゃいない。
気長にFedExからの小包、待ってます、ウヒヒ。

タラに「送ったよ」とメールをしてみたところ、すぐに自動返信が届いた。
それによると、現在メールや電話の問い合わせが殺到しているらしい。
ロジテックに買収されちゃったし、日本でも2009年1月以降、UEの代理店はロジクールになったわけだから、混乱があって当然といえば当然。
今後、UEのサポートレベルがロジレベルにまで下がらないことを祈る。