おいFON、ゲートウェイやれ。いますぐだ。
コンピュータウイルスによく感染する人物のPC(以降、危険PC)をプライベートネットワークに繋ぎ、インターネット接続もできるようにすることとなった。
全力でお断りしたいところだが、
お断り失敗のケースを考え、現在使用しているサブネットとは別のサブネットを新設した。
今まで使用していた AirMacExpress を廃止し、
ソフトバンクからもらったFONを活用することとした。
現在、全ての機器は 192.168.0.*/24 のサブネットにある。
ブロードバンドルーター(以降、BBルーターとする)が 192.168.0.1 のIPアドレスを名乗っており、これが全ての機器のゲートウェイ & DNS となっている。
現状のネットワーク(下図参照)
点線は無線接続の箇所。192.168.0.*/24 しか存在していない。
移行後のネットワーク(下図参照)
危険PC は 192.168.9.*/24 の『危険サブネット」に配置。
守るべき善良な機器たちは 192.168.0.*/24 の「善良サブネット」のまま。
BBルーターは 192.168.9.*/24 の危険サブネットにある。
FON の Internetポートは危険サブネットに、Computerポートは善良サブネットに属している。
(FONにはComputer、Internetと名付けられた物理的なRJ45の口が2つある!すごいよFONさん!)
FONのおかげで、
Computer側の 192.168.0.*/24 から 192.168.9.*/24 を見ることは可能だが
Internet側の 192.168.9.*/24 から 192.168.0.*/24 を見ることはできない。
危険PCの野郎が例のごとくウイルスに感染し、RFCなどで手当り次第にローカル内のWindowsマシンにいたずらしようとしても、
危険PCから善良な機器たちへのルーティングはできないので平気、のはず。
ウイルスに感染しないような最低限の情報リテラシを本人に身につけていただくのが先決ではとも思うが。
ケーブル引き回しての一仕事が終わり落ち着いてから、
危険な野郎のPCだけルーティングテーブルをいたづらに書き換えちゃえばいいんじゃないかとか、色々と別の方法が思いつく罠。
もういや。