2007年11月から12月にかけて、忙しいジョブのヘルプをしており、最近ようやく解放された。
「このジョブのヘルプが終わったら・・・オーテクのヘッドホンを買うんだ」(死亡フラグっぽい)
と心に決め、2ヶ月間、終電と休出の日々をひたすら耐えてきた。
狙っていたのはオーディオテクニカのATH-M50。
店頭で試聴した限り、中高音が聞きやすいと感じた。
新年が明け、さっそく買ってきた。
価格は店頭で15,400円、横浜の楽器屋にて購入。
まだ10時間程度しか鳴らしてないが印象等をレビュー。
音質
低音の量は強い。
量はK181DJのLargeくらい。
K181DJもボワっとした低音だが、ATH-M50はもっとボワっとしている。
超低音と言われるような、奥歯を揺るがすというか、肝に響くような低音はない。
高音は丸くて刺さることはないが、艶やかさはあまりない。
中音は聞きやすいと思う。
低音よりのカマボコ、という印象。
音の聞き分けは、K181DJよりもATH-M50のほうがしやすそう、と感じた。
機能・外見
折りたたみ可能な耳覆い型。
クッションはやわらかく、よくフィットする。
だがATH-SX1のしっとりクッションほどではない。
ハウジングが上下左右に向きを調節できるのも、フィット感向上に一役買っている。
ケーブルはハウジングからは外せない。
ケーブルのプラグ側半分はカールケーブル、ハウジング側はストレートケーブルとなっている。
プラグはステレオミニだが、付属の標準プラグをかぶせて使用することも可能(購入時は標準プラグ装着状態)
側圧は結構強いが、耳覆い型のためか、あまり気にならない。
圧力が耳でなく頭にかかるためだろう。
K181DJは耳載せ型のため、圧力が耳にかかるので、圧迫感がある。
遮音性は高く、音漏れは少ない。
ヘッドホンを入れられる合皮っぽい黒の袋が付いてくる。
ヘッドバンド左側にだけ小さな突起が付けられている
台湾製とのこと、残念?(K181DJは本国オーストリア製なのにね)
感想
低音が多過なのがちょっと好みに合わないが中高音の分解能はなかなかよい。
装着感はよい、さすがオーテク、これだけは赤毛も見習ってほしいと切に願う。
オーテクゆえ、音場は狭いだの平面だのよくいわれるが、今一よくわからない。
聴覚的に同じ音量で聞いていても、ATH-M50のほうがK181DJより音が大きいような・・・?
今回は装着感を買ったようなもの・・・やっぱり高音艶やかなK181DJが好みだと再認識した。
抱負
モニター型のDJヘッドホンばかり買っても音場や音像などよくわからないので、
次回はゼンハイザー(またはゾネ・・・?)のヘッドホンを買おうと心に決めた。
欄外1
横浜ヨドでM-AUDIO Studiophile Q40を試聴できた。
高音がきれいで好みだったが、
ハウジングの向きが変えられない模様で、どうしても頭に合わず、耳の後ろがガラ空きになる。
好みの音質だった故、実に残念・・・。
欄外2
横浜でエヴァホンことA.T.EVA01を腰にぶら下げてる人を見かけた。
音は悪くないらしいが、デザイン、配色、そして型番がA.T.EVA01ってのが、手を出しにくい。
もし弐号機バージョンが出たら・・・かなり気になるかも・・・。