2011年7月24日日曜日

iPhone - Smart Calendar に休日カレンダーを追加する

Smart Calendar というアプリ

筆者は Smart Calendar という韓国の方が作成したカレンダーアプリを使用している。
標準のカレンダーとデータ共有でき、一覧性が高く、標準アプリより機能が多い。

Smart Calendar は、表示したいカレンダーを選んでグループを4つ作れる。
筆者の場合、「予定」「休日」「情報」3つのグループを作っている。

「予定」は青字の仕事カレンダー、ピンク字のプライベートカレンダーの2つを表示させる設定としている。

「休日」は国民の休日カレンダー、土曜、日曜の3つのカレンダーを表示。
予定のタイトルは非表示だが赤丸を付けるよう設定しているので、赤丸のある日が休日の目安となる。

「情報」は本の発売日、1週間の天気の2つのカレンダーを表示。くどいので画像は割愛。

本記事では「休日」グループの作りかたを以降に記録したいと思う。



作業の背景

職業柄、壁掛けカレンダーや卓上カレンダーをお客さんと見ながら、仕事のスケジュールを立てることがある。
プログラム開発のスケジュールを決めるとき、土・日・休日が一覧できて丁度いいからだ。
そこで、iPhoneのカレンダーでも、壁掛け・卓上カレンダーと同じように、個人的な予定などが書かれていないプレーンな「カレンダー」を表示したい。

なお、iPhoneの標準カレンダーのままだと、土日も祝日も平日も見た目で区別はない。
休日や土日を赤や青で塗ってあるとよいのだが、そういう機能は無いのだ。

土日用のカレンダーを作る

iPhone のカレンダーに国民の休日を登録する方法としてAppleが公開しているicsを使う方法は有名だ。
iPhone OS 3.0でカレンダーに日本の祝日を取り込む - Macforest Weblog [macforest.typepad.jp/]
しかしこれだけだと、祝日は印を付けられても、土日に印は付かない。
ちまたに溢れるカレンダーと違うので不便ではないか?
そこで、Googleカレンダーを利用した。

Googleカレンダーで、satという名称のカレンダーを作る。
2000/01/01 から、毎週土曜に終日予定を繰り返し(終了なし)で入れ、これをsatカレンダーに紐付ける。
次に、sunという名称のカレンダーも作り、日曜も同様に繰り返しの予定を入れる。
土、日を分けたくないなら同じカレンダーに紐付けてもよい。

カレンダーを作ると、カレンダー毎に icsファイルへのURLが取得できるようになる。
カレンダー名の横に表示された三角アイコンを開き、カレンダー設定を開く。

「限定公開 URL の ICAL クリックで当該カレンダーの ics への URL が表示される。

Mac の iCal にカレンダー追加

sat、ならびに、sunの2カレンダーについて、ics の URL を Mac の iCal に照会で追加する。

照会で追加したカレンダーは読取専用になるので、誤ってこのカレンダーに予定を作ってしまうなどのミスが防げる利点がある。

iTunes で該当のカレンダー sat、sun の2つを iPhone と同期させる。
母艦経由が面倒であれば、直接 iPhone で icsファイルを追加してもよいはずだ。

あとは iPhone の Smart Calendar の設定で sat、sun の表示設定をする。
Apple の公開している国民の祝祭日の ics もあれば一緒にチェックを入れる。

完成

完成。

ようやくこれで、 iPhone の「休日」スケジュール画面をお客さんに見せながら 「そのスケジュールではキツいです。だってほら今月はこの日とこの日が休みでしょ?」 と無茶振りされても回避ができるようになる。

0 件のコメント: